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強度近視メガネでも薄くて快適に!失敗しない為の最適なレンズ選び徹底ガイド!

こんにちは、山口県下松市「メガネのフジタ」一級眼鏡作製技能士の藤田倫明です!

今回は、当店で作製させていただく機会の多い強度近視メガネについてご紹介いたします!

強度近視の方にとって、レンズ選びはとても重要です。どのレンズも大きな差が無いとお思いの方もいらっしゃいますが、実はレンズ選びで強度近視メガネの快適さは大きく左右されます!

今回は、強度近視の方に向けたレンズ選びのポイントと、特に注目したい「世界最薄屈折率1.76素材レンズ」「ファインエッジ加工」について、わかりやすく解説していきます。


1. 強度近視向けレンズの基本知識

(1) 屈折率とは?

レンズの屈折率とは、光をどれだけ曲げるかを示す数値です。この数値が高いほど、レンズが薄くて軽くなります。一般的な選択肢を以下にまとめました。

度数が強くないのに屈折率が高いものを使用しても、屈折率が低いものと厚みの差が出にくいので、ご自身の度数に合ったバランスの屈折率のレンズを選ぶことが大切です。


2. 取り扱い店舗が限られる屈折率1.76レンズとは?

(1) 1.76レンズの特長

日本のレンズメーカー「東海光学」が発売している1.76素材のレンズは、現在市場で最も薄いプラスチックレンズです。強度近視の方でも、現状最も厚みを抑えたスッキリとしたメガネを作れます。

非常に薄い:一般的に流通している1.74素材のレンズと比べてもさらにスリムな設計

軽量で快適:厚みを抑え、メガネの重さをさらに軽減

「レンズの厚みが気になる」「メガネの重さを軽減したい」という方に非常におすすめのレンズです。


3. 強度近視レンズの縁厚を薄くする「ファインエッジ加工」とは?

(1) ファインエッジ加工の特長

強度近視の方が気になる「レンズの縁が厚くなる問題」を解決するのが、東海光学の「ファインエッジ加工」です。どのような加工なのか簡単にお伝えすると、あまり使うことの少ないメガネレンズの端っこを斜めに削り取り、縁厚を極限まで薄くする加工です!

レンズの縁をスリム化:厚みを軽減し、より自然な仕上がりに

見た目がスッキリ:フレームに収まりやすく、スマートな印象に

メガネ全体が軽量化:余分な厚みを削減し、快適な掛け心地に

強度数を感じさせない:強度近視の方のよくあるお悩み、レンズの渦が軽減し自然な見られ方

ファインエッジ加工を施すことで見た目だけでなく、軽量化により掛け心地の快適さも向上します。


4. 強度近視の方は絶対おすすめ!両面非球面レンズとは?

(1) 一般的な非球面レンズと強度近視に強い両面非球面レンズの特徴

メガネレンズには「球面レンズ(今はほとんど使用されません)」「非球面レンズ」「両面非球面レンズ」「オーダーメイド両面非球面」の4種類がありますが、強度近視の方には特に「両面非球面レンズ」以上の設計のレンズがおすすめです。

球面レンズから、オーダーメイド両面非球面レンズになっていくほど設計が良い物になります。強度近視の方には断然「両面非球面レンズ」以上がおすすめ!以下に理由をまとめます。

(2) 強度近視には両面非球面レンズ以上がおすすめ!

強度近視の方にとって、両面非球面レンズには以下のようなメリットがあります。

長時間の使用でも疲れにくい:周辺部の歪みが大幅に軽減されるので疲れにくい

レンズがさらに薄く、軽量に:スリムな仕上がりで見た目もスッキリ

目の大きさが自然に見える:輪郭の入り込みを軽減し、強度近視特有の「目が小さく見える」現象を軽減

上が球面設計、下が両面非球面レンズ

オーダーメイド両面非球面でさらに快適に:レンズと目の距離や、フレームがお顔に対してどれほど傾斜しているかで見え心地は大きく変わります。お客様が実際にフレームを掛けている状態に合わせて調整するため、最も歪みを少なくできます。

「目が小さく見えるのが気になる」「レンズの歪みが気になる」という方には、両面非球面レンズ以上のレンズがオススメです!


6.最も大事なお店選びについて

今回はレンズを中心にご紹介させていただきましたが、強度近視メガネにおいて最も重要なのはお店選びです。特に強度近視の方は度数測定と、フレームの選定とフィッティング調整、それからレンズの光学中心を使用者の瞳孔に合わせて設計することが出来ないと、疲れ・違和感・見え心地の悪化に直結するためです。

以下にお店選びのポイントをまとめます!

国家資格者が在籍する店舗を選ぶ:一級眼鏡作製技能士が在籍している店舗がおすすめです

一級眼鏡作製技能士検索サイト

強度近視メガネを普段からよく作製している店舗を選ぶ:強度近視メガネの製作実績が多い店舗の方がおすすめです。ブログやHPなどをチェックしてみてください

当店製作事例Ⅰ 当店製作事例Ⅱ 当店製作事例Ⅲ 当店製作事例Ⅳ 当店製作事例Ⅴ

レンズ中心位置の測定器を設置している店舗を選ぶ:強度近視は1mmのずれで疲れや違和感につながる可能性が高いです。フレームを掛けた状態のデータをより正確に測定できる店舗がおすすめです

中国・四国地方で1台のみの当店の専用測定器です。タブレットや、よりコンパクトな機械で測定する店舗もあります。

5. まとめ:強度近視の方のレンズ選びのポイント

屈折率1.76レンズを選ぶことで、薄くて軽いメガネに!

ファインエッジ加工を施すことで、縁厚を抑えてスッキリした仕上がりに!

両面非球面レンズ以上を選ぶことで、歪みの少ない快適な視界を実現!

店舗選びは最も重要!強度近視メガネ作製のための技術と知識を持った店舗で!


以上、本日は強度近視メガネについて詳しくお伝えさせていただきました!

強度近視眼鏡の作製にお困りの方の参考に、少しでもなれば幸いでございます!

山口県下松市のメガネのフジタ(当店)はフレーム、レンズ、調整技術、設備ともに強度近視メガネ作製の設備等をしっかりとご用意しております♪

お近くの方はぜひ一度、お気軽にご相談ください!

読んでいただきありがとうございました♪


■ 店舗案内はこちら

OPTICAL JEWEL & WATCH FUJITA
所在地 山口県下松市北斗町1-15
山陽本線「下松駅」北口より徒歩5分
徳山東ICより車で8分
営業時間 10:00 – 19:00
定休日 水曜日
TEL 0833-41-1434
駐車場 店舗横に専用駐車場8台有

レンズ付き単焦点セット  11,000円~
レンズ付き遠近両用セット 16,500円~からご用意しております。

スタンダードレンズ、ハイグレードレンズ、調光や偏光レンズ、さらに機能性レンズまで各種取り扱い。

そのほか国内外から取り寄せたフレームをご用意しております!

お子様用メガネや跳ね上げメガネ、強度近視用メガネ、大きめサイズのメガネなども多数ご用意しております。

国家資格【眼鏡作製技能士1級】、目と眼鏡のスペシャリスト【オプトメトリスト】在籍。認定補聴器技能者も在籍しております。補聴器に関してもお任せください。

疲れ目や物が二重に見えてしまうなどの方へのプリズム補正メガネも承っております。

お困りごとはお気軽にご相談くださいませ。

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